或る夜の出来事

「或る夜の出来事」を観た。

初めて観た。
1934年の作品である。今から80年以上も前なのだ。第二次世界大戦よりも前。当時は同年に日本でも公開されている。
アカデミー賞の主要部門を独占した、ロマコメの元祖とも言うべき作品だろう。世の評価も高いようだ。

実際、面白かった。凄いなと思った。80年以上も前の作品と思えなかった。楽しめたし、最後どうなるんだとドキドキした。
今に至るラブコメ、ロマコメのエッセンスがここで生まれていたのかというやつだ。

富豪の娘、クローデット・コルベールは結婚しようと思ってた男のことを親に反対されて、反発のあまり親元を逃亡してニューヨーク行きの深夜バスに乗る。そこに乗り合わせた新聞記者のクラーク・ゲーブル。二人は最初はいがみ合うものの、やがて意気投合して接近していく…という話。

もう現在でも使いまわされるプロットである。最初は喧嘩してる男女が、やがて理解しあい、異性として見て戸惑う。みたいな。
クラーク・ゲーブルといえば「風と共に去りぬ」なんでしょうが、それよりも前に本作で好演。

バスでの合唱シーン、ヒッチハイクの講釈垂れるシーン、川を渡るために背負うシーン、などなど、良いシーンばかりだった。
面白かった。
ぜひ観たほうがいいと思う。

1934年(第7回)アカデミー賞
作品賞受賞
主演男優賞受賞(クラーク・ゲーブル)
主演女優賞受賞(クローデット・コルベール)
監督賞受賞(フランク・キャプラ)
脚色賞受賞