容疑者Xの献身

容疑者Xの献身

「容疑者Xの献身」を観た。

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邦画を観るのって何年ぶりなんだろう。
この前、テレビでこの作品を上映していて、ついついちょいちょい見てしまい、そうなるとちゃんと見たくなって
、DVDを借りてきた。
原作を読んでいるが、それが2時間でどうなるんだろうと思ったものだ。

原作の面白さ、叙述でありながら倒叙、というのは果たして伝わっているのだろうか。観ててぼんやりと最後まで一気に進んでしまったなという感じもあった。
この作品の主役は、数学者の石神だと思うのです。探偵側の湯川は存在意味を持たない。なぜなら事件は根本的には解決させられていないからだ。結局はあの母親の自首がないと崩壊しない。

完璧な計画が実行されて、それをどうにもできない絶望感がまず足りないのと、それが瓦解するときに幕引き感が無い。
これが映像化作品の致命的なところだと感じました。文章で読むだけならば行間からいくらでも余韻は生まれるが、映像になるとそこのポイントをしっかり描かないと、深い感動もなにもあったものではない。

ということで、久しぶりに邦画を観たけど、テレビと何が違うのという気持ちに何ら変わらない感じでした。原作はお薦めです。

 
容疑者Xの献身 (文春文庫)
東野 圭吾

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