ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション

ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション

「ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション」を観た。

The Hunger Games: Mockingjay - Part 2

ハンガー・ゲーム」「ハンガー・ゲーム2」「ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス」に続くシリーズ最終作。DVDメニューでこれまでの3作を振り返る解説がついていて非常に助かった。

基本的に前作までの流れで最後の大団円まで一直線。キャラが多すぎだがバタバタと命を落とす場面もある。
それでも登場人物は多く、そのせいでちょっとだけ出てくるキャラが多い。フィリップ・シーモア・ホフマンは死去する前に撮影をすべて終えていたのだろうか。特に不自然なく最後まで登場していた。

あらためて4作をすべて観て思うが、主役演じるジェニファー・ローレンスは政府とレジスタンスの間で利用される宣伝広告塔のドラマなんだということだ。地球規模の話と思われる政府とレジスタンスの争いが舞台となっているものの、戦争的な描写はあまりない。規模感もない。だがそれぞれの軍勢の中枢のそばに何故かジェニファー・ローレンスがいて、プロモーションビデオの撮影をして国民にそれを流してプロパガンダという構図になっている。ジェニファー・ローレンスは広告塔として扱われるも結局は白兵戦に巻き込まれるのが常で、でも周囲では政府とレジスタンスの戦いが激化しているのだ。その戦いが激化しているところはあまり描かれない。

肝心なところをあまりやらないのだ。ジェニファー・ローレンスの周りを色々な奴が群がっているうちに情勢が変わっていて…という感じ。ドナルド・サザーランドが拘束されるところももちろん描かれないし、ジュリアン・ムーアが陣頭指揮するところも描かれない。
戦争の主役じゃない人たちが主人公であって、戦争に翻弄されるのを描くのは良いと思う。でも戦争の重大な局面でそれを描かずというのは雑ではないかと感じる。

各篇2時間超えの長尺ながら、その良さがあまり発揮されないシリーズだった。最初の「ハンガー・ゲーム」はまだ良かったかと思う。

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