美しい人

「美しい人」を観た。

彼女を見ればわかること」や「愛する人」のRodrigo García脚本監督である。本作は「彼女を見ればわかること」に作風は近いかと思う。
邦題は明らかに「愛する人」と相関性ありそう。というか、国内リリースは「美しい人」のほうが先なので、「愛する人」がそこに乗っかったということだろう。

観始めてすぐに気づくことだが、これワンカットなのだ。全部で9エピソードからなる作品で、ひとつのエピソードは10分前後ということになる。その各エピソードが、どれもワンカットなのである。これは非常に緊張感のある演出になっている。

キャストも非常に多彩である。ロビン・ライト、ホリー・ハンター、Amanda Seyfriedの破壊力は相変わらず、シシー・スペイセク、エイミー・ブレナマン、ウィリアム・フィクナー、変わり果てたエイダン・クイン、ジョー・マンテーニャ、グレン・クローズ、ダコタ・ファニングなど。

9エピソードのそれぞれが、ゆるーく繋がったりしている。登場人物同士が。でも大仕掛けがあるわけでもない。このへんは好みがわかれるところかもしれない。個人的には大仕掛けがあったほうがいいが、それがうまく機能する例は希有なので、これくらいでも良いのかもしれない。
ワンカットであるというのが、まず成功ポイントなのです。もうそれだけで随分と緊張感が出る。ピリッとしてて映画的。まあ9個もいらないかなーという気がしないでもないけど。

わりと面白かった。