FRANK

FRANK

「FRANK」を観た。

FRANK

主演は最近急にきてるドーナル・グリーソン。あとマギー・ギレンホールやマイケル・ファスベンダー。
インパクト強のFRANK役をマイケル・ファスベンダーが演じる。てっきり顔出しは無いのかと思ったが最後は顔を見せる。

とある事情により対人関係ではかぶり物を手放せない男と、彼の不思議な魅力にひきこまれ行動を共にする男の話。
FRANKはどんなときもかぶり物をつけていて、ドーナル・グリーソンはバンド活動に興味を持ちFRANKについていく。アルバム制作のためバンドメンバーで一軒家にこもって様々な実験をしていく。その試行錯誤はアルバム制作に必要なこととはいえ相当に時間をかけすぎる。ドーナル・グリーソンと他メンバーの間で軋轢も生じるも、FRANKはうまく整理できない。

ラストの、マイケル・ファスベンダーが色々あったが歌い出し、バンドメンバーと溝が埋まって、ドーナル・グリーソンもこのバンドの第2の船出を見送って終わるという終わり方がとても綺麗。
やはり歌は偉大だ。

FRANKはちっとも計算高くなく、ピュアなほうである。自分のアートは人に受け入れてもらえると思っていて、むしろミーハーなところもある。受け入れてもらえそうとなると浮き足立つし、そううまくはいかないとわかるとその場から消えたくなる。
気分にムラがあるFRANK。

不思議な世界観ではあるし、ストーリーに大きな起伏があるわけでもない。作品のかなりの部分はFRANKの特異なキャラクター性の描写に時間を割かれているので説明が多いところもある。要は世界観の描写や説明でほぼ終始していて、その世界観での遊びが少ない。ようやくこれからかというところで終わる。

不思議なクオリティだが、やはり歌は偉大なのだ。
最後の「I Love You All」は良かった。見終わったあとにiTunesでアルバム買ってしまったし。

万人に薦められるものではないが、よい映画でした。

 
FRANK フランク [DVD]

FRANK フランク [DVD]
はじまりのうた BEGIN AGAIN [Blu-ray] ショート・ターム [Blu-ray] 嗤う分身 [Blu-ray] フォックスキャッチャー Blu-ray シェフ 三ツ星フードトラック始めました(初回限定版) [Blu-ray]
by G-Tools