クライム・ヒート

クライム・ヒート

「クライム・ヒート」を観た。

The Drop

トム・ハーディ主演。共演にノオミ・ラパス、ジェームズ・ガンドルフィーニ。
本作公開前にジェームズ・ガンドルフィーニは心臓発作で51歳という若さで死去。遺作となった。

トム・ハーディとジェームズ・ガンドルフィーニは従兄弟でバーを経営している。実際にはマフィアの資金洗浄のための場所でもある。ある晩、バーに強盗が入りお金を盗られる。マフィアは弁済を要求するも、そんな金はない。そして…という話。

ライアン・フィリップをやや加齢した風貌のトム・ハーディ。しかし「インセプション」以降、トム・ハーディの快進撃は凄まじく、本作のような地味めの作品であってもグレードをあげてくれるスター効果がある。

ノオミ・ラパスは特徴のある顔だが、演技は非常にしなやかといいますか自然なんだね。ああこういう人は近所にいるかもなという塩梅。訳ありな役ばかりやってる気がするが、独特の非日常を体現してくれているということなんだろう。観客の代わりに映画の世界に飛び込んだ一般人といった感じ。

ジェームズ・ガンドルフィーニは何かやらかす顔をしていて、とても小悪人だった。トム・ハーディが実は…という結末は何か不思議な余韻を残すものだったが、決して後味がよいわけではない。いったい彼はこの後どうなってしまうんだろうと思った。

追悼ジェームズ・ガンドルフィーニ。

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