少年と自転車

少年と自転車

「少年と自転車」を観た。

Le gamin au vélo

2011年、ベルギー・フランス・イタリア合作。少年が主人公だが、共演のCécile De Franceは「ヒアアフター」で津波に呑まれた女性だ。

少年が父親に捨てられたという現実を受け入れられず、自転車を取り戻し、人に攻撃的で、それで不良と付き合うようになり、みたいな話。多感すぎる時期に色々ありすぎな環境。

全体的に雑なスピード感というか、粗削りな情緒が投げ込まれております。作り手は著名な巨匠なのだろうが、どうにもインディーズな感じで、実に不思議な世界観。少年がどうなればハッピーエンドなのか、そもそもハッピーエンドにしようとしているのかもわからない。粗削りな感情というところで思い出すのは「ミーン・ストリート」なのですが、あの曲がかかってオープニングなんかも同じ印象でした。よくわかりませんが。

自転車はそんなにキーアイテムではなかったが、まあ主人公の少年が達者でしたね。すばらしかった。
観る人を選ぶかなあ。わりとお薦めかも。

 
少年と自転車 [DVD]
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