ジェリーフィッシュ

「ジェリーフィッシュ」を観た。

意外にも面白かったなあという感想。2007年のイスラエル映画である。カンヌにて新人監督賞を受賞したらしい。イスラエルの映画ってあんまり観たことない。こういう映画もあるのですなあ。

わりとゆるーい世界観。魂の再生ってほどまでもいかないが、基本的には満たされない日常が癒されていくプロセスを追うものだ。
テルアビブを舞台に、3つの物語が並行して進む。人物たちが接するポイントもあるが、別に大仕掛けがあるわけでもない。質の良い連作短編を同時に観てるようなもんです。

恋人と別れて満たされないウェイトレスをやってる女性の前に、海から少女が現れて、警察に連れていっても福祉関係が休みで(なんだそれは)、縁あって少女を預かることになる女性。

フィリピン人女性はヘルパーをしている。子供とたまに電話で話すことが楽しみ。気難しい老婆の世話をすることになったが、老婆は英語が話せない。

新婚の二人。披露宴で新婦は足を怪我してしまい、新婚旅行に行けなくなった。ホテルでふさぎこむ二人だが喧嘩が絶えない。新郎はちょっと妖艶な女性と出会う。それを疑う新婦。

3つの物語のどれも、ボトルシップをキーアイテムにしている。おしゃれ狙いが鼻につく可能性もあるジャンルだと思うが、結構上質に仕上がってるように感じた。こういう映画が昔からときどきあるよなーと思わされる。まさに癒し系。

わりと良い発掘だった。

 
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