ハゲ鷹と女医

ハゲ鷹と女医

「ハゲ鷹と女医」を観た。

Carancho

何だか凄い題名だが、これは2010年のアルゼンチン作品。主人公の男が「瞳の奥の秘密」の男であり、この映画が2012年で観た映画のなかで一番面白かったことは前にも書いた。

よくよく調べると、この男、Ricardo Darínという人は、かなり出演作が多いのですね。どうもアルゼンチンの星なのですね。日本でいうところの役所広司のようなものなんだろう。
このアルゼンチンの役所広司は、車に当たり屋を手配して保険金をぶんどり、配分するという何とも底辺な仕事をしている。もう仕事をすることもままならない人たちを助ける意味合いで、車にドーンと轢かれるように仕向けて、それで事故現場にさも立ち会ったかのようにし、病院までついていき、示談交渉をやるという感じ。

そこにヒロイン役の女性(医師)と出会い、何かが変わっていく…とかいう話だ。

予想と期待を裏切られて、「瞳の奥の秘密」ほど面白いわけでもなかった。なんかフィルムノワールっぽいというか、底辺、闇社会みたいなところを表層的に描いているにすぎず、なんかせまるものはなかった。
あの女医はいったい何なんだろうと思ったが、この人は監督のパートナーだそうで。

しかしまあ、足を折って車に突っ込むなんて、なんていう世界なんだろうね…ひどい話だ。

 
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