360

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「360」を観た。

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監督は「ナイロビの蜂」「ブラインドネス」のFernando Meirellesであり、出演はアンソニー・ホプキンス、レイチェル・ワイズ、ジュード・ロウといった渋いところと、あと名前と顔が一致すらしないんだが実力ありな感じの演者たくさん。アンサンブル風で、期待は高まるというものだ。

一言で説明するのが難しい話だ。というか話はあってないようなもので、色々な人が色々なところで、それこそ国境を越えて繋がっているというものである。六次の隔たりを俯瞰視たような構成。誰かの不倫相手が誰かと偶然出会って、とか、そういう細かい繋がりで実は色々と見えてくるものがあり…みたいな趣向だ。

ただ、その繋がりなんかで何か楽しめるところが如実にあったか(つまり映画的だったか)というと、そこは微妙なくらいに控えめな作風でもあったのだ。何か表現したいものがこれ!という感じで推してくるわけでなく、なんとなくアーバンな見世物的な匂いがする。
何が言いたいのこれ、と言ってしまえばそれまでだが、アンソニー・ホプキンスを中心として、わびさびな絶妙感には味わい深いものがありました。
なんか不思議な感じだった。

 
360 [DVD]
B00B59FS98