ブレア・ウィッチ

「ブレア・ウィッチ」を観た。

2016年の作品だ。1999年に社会現象となった「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の正統な続編ということらしい。もともと続編ぽいタイトル作品はあったが、あれは続編じゃないらしい。何だそれは。

17年ぶりに続編として公開された本作はえらく評判が悪いようだ。設定としては過去の事件から20年後ということになっている。失踪事件が起きたのは1994年という設定だから。前作3人組のうちリーダーだった女性ヘザーの年の離れた弟ジェームズが本作の主役。20年前の姉の失踪を握る鍵をYouTubeの投稿動画に発見し、友達を組織してバーキッツヴィルの森に向かうが…という話。

前作と同じく、本作も彼らが行方不明になって映像ファイルが見つかって公開されたというスタイルになっている。前作では映像ソースはビデオテープだったわけだが、本作ではHD記録された映像ファイルだ。登場人物のヘッドセットにカメラ機能がついている優れもの。スマホもあるし、何とドローンもある。時折映り込むがデジタルビデオではなくデジタルカメラのビデオ機能を使っているようだ。
テクノロジーはこなれた進化。でもヘッドセットのバッテリー持つのかよと思うが…

前作とまんま一緒だと思った。最初は楽しいキャンプ気分の行軍だが、夜の不気味な音とか不気味なサインに怖くなり、喧嘩などチームの不協和音を描いたあとは唐突に廃屋が現れて壁に向かって立つ人、そして何者かに襲われて終わり。

ループしていることが最後にわかるのと、壁に向かって立つ行動に解釈が加わっていることは新味である。あと謎の何者かがわりと姿を見せており、あれを観る限りでは常人の犯罪世界ではなく異形の世界に持っていこうとしているのだなと感じた。

どっちかというと、そちらのホラー系に持っていってほしくなかった。あくまでも連続殺人鬼的なほうに持っていってほしかった。
スピード感、迫力はなかなかのものでした。前作を懐かしく感じるならお薦め。