ウェイワード・パインズ 出口のない街 第1シーズンを観終わった

ウェイワード・パインズ 出口のない街

「ウェイワード・パインズ 出口のない街」を観た。

Wayward Pines

2015年発表の、海外ドラマ。M・ナイト・シャマランが製作総指揮。パイロット第1話は自身が監督。原作あり。全10話。
出演はマット・ディロン、カーラ・グジーノ、テレンス・ハワード、ジュリエット・ルイス、トビー・ジョーンズ、そしてメリッサ・レオ。なんとも豪華な布陣だ。マット・ディロンとテレンス・ハワードは「クラッシュ」で共演しているな。

シークレットサービスのマット・ディロンは車事故を起こし、近くの街ウェイワード・パインズに辿り着き本部に救助を求めようとするも連絡が取れない。街の人々はどこか不審げで、保安官テレンス・ハワードは何か敵意すら感じさせる。入院することになり看護師メリッサ・レオがまた怪しい。バーで働くジュリエット・ルイスはマット・ディロンに協力する様子でもある。もともとマット・ディロンは同僚のカーラ・グジーノを探してここまでやってきたのだが、この街に溶け込んで生活していたカーラ・グジーノを探して対面すると、ほんの数週間前のカーラ・グジーノとは見違える、年をとったカーラ・グジーノであった…というような話。

M・ナイト・シャマランが監督した第1話がそこまで面白くもなかったのが正直な感想で、2話くらいまで観たあとに少し時間を置いた。
それで3-5話をそのあと観るにつけ、「これは風呂敷を広げて回収しないタイプなのかなあ」と思っていた。

ところが後半になると途端に話がかわり、ちゃんと風呂敷を畳み始めた。どうやっても無理だろうと思われた設定は実は理詰めでして、ああそういうことかと思いきや、街の周囲のアレとの攻防と街の住民に無知と、バランスを欠いた展開に戸惑う。面白かったけれども。

最後の最後はえーっというような終わり方。マット・ディロンまじかという。
なんか後半だけを公開したほうが良かったのではと思える。前半と後半でえらく違う内容で、後半まで行くまでに観るのをやめてしまう人多いだろうなと思われそうな地味な展開だからだ。

ネタバレになるが、この話には矛盾がいくつかあると思う。
マット・ディロンの疾走に際してシークレットサービス側の上司がトビー・ジョーンズと「どうしようか」と相談するようなシーンがあったが、なぜあそこのシーンが存在し得るのかということ。トビー・ジョーンズがあそこにいるのは無理でしょう。それに、マット・ディロンの妻子がウェイワード・パインズに向かう途中でテレンス・ハワードに止められますね。ガソリン漏れを装うところ。あれも何であそこにテレンス・ハワードが存在し得るのということだ。

街の住民たちに真実を知らせると失敗した第1回の街づくりがあって、今回は知らせずにやるのですということだがどうもスッキリしない。こんなに手間暇かけるよりも違うやり方にしたほうが…

原作から離れたオリジナルストーリーによる第2シーズンが開始しているということだが、どうだろう観るだろうか…

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