TRUE DETECTIVE/ロサンゼルス

TRUE DETECTIVE/ロサンゼルス

「TRUE DETECTIVE/ロサンゼルス」を観た。

マシュー・マコノヒーとウディ・ハレルソンによる刑事ドラマの第2シーズンである。今回の出演は、コリン・ファレル、レイチェル・マクアダムス、テイラー・キッチュ、そしてヴィンス・ヴォーン。あとちょろっとデヴィッド・モースが出てくる。

第1シーズンとはまったく違うキャストで、何も繋がりはない。しかしマシュー・マコノヒーとウディ・ハレルソンは製作総指揮に名を連ねたままだ。今回も普通にハリウッド映画並みのキャスティングで豪華だ。

カリフォルニアのヴィンチ市(架空の都市)の幹部が死体で発見される。そのため市と郡と州による合同捜査となり、それぞれ担当が顔をあわせる。捜査を進めるうちに、このヴィンチ市の腐敗しきった構造が明るみになっていく…という話。

正直なところ、かなり辛かった。
第1シーズンと同様に、回りくどい描写。重厚なんだろうけど眠くなる台詞回し。核心に迫っているのかどうかもよくわからないまま、回を重ねて折り返しの4話目で派手な銃撃戦。後半はなんか違う話になりそうでよくわからず、いきなり最後の2-3話で盛り上がっておしまい。

なんだろうな。全8話しかないこのドラマが、何でこんなにも長く感じるのか不思議だ。「ER」とか「LOST」とか、だいたい24-25話くらいあるじゃないですか。1シーズンが。でも「ああ、もう終わるのかよ」というくらい何も長くは感じないし、面白さが凝縮されている印象がある。
しかし本シリーズは、どうにも水増し感が強いなと感じる。「もうちゃっちゃと終わらせろよ」と思うような展開ばかりだった。

あと、ヴィンス・ヴォーンは何なんだ。てっきり裏の巨悪なのかと思いきやそうじゃないし、警察側の捜査にちょいちょい絡むし、野望があるわりには小心で、いったいこいつは何がゴールなんだと思ってばかりだった。コメディじゃない新境地だと思ったけれども、脚本が致命的だなと。

第1シーズンは、脚本と監督が8話すべて統一だったというのが売りでもあったはず。でも第2シーズンでは脚本こそ統一されているが監督は毎回変わっていた。これじゃ他と何が違うんですかということになる。レイチェル・マクアダムスは頑張ってるなと思ったが、コリン・ファレルは何してるんだろうこんなところで…という雰囲気がですぎてた。

これ第3シーズン作られるんだろうか…