人生の特等席

人生の特等席

「人生の特等席」を観た。

Trouble with the Curve

クリント・イーストウッド主演、ほかエイミー・アダムスやJustin Timberlake、ロバート・パトリック、ジョン・グッドマンなど。渋いキャスティング。

非常に安定感のある作品だった。質が良かった。こういう「普通の」映画、という言い方もアレだが、普通に上質というんですかね、良く出来た作品を観たのも久しぶりな気がする。これアカデミー賞をぜんぜんかすってないのか?

クリント・イーストウッドが製作のみで監督は別の人というもの。出演でも「グラン・トリノ」以来。
老スカウトが、コンピュータとかに頼らず実際に歩いて目で見て、そしてドラフト指名候補を選別していく。体にガタは来ていて、娘とうまくコミュニケーションを取れず、理解も得られない。いよいよ引退の圧力も見えてきて果たして…という感じ。人生の終盤に差し掛かり、様々な清算が浮き彫りになる瞬間をロードムービー風味もまじえながら、丁寧に描いている。

どうしても若年層vs老年層みたいな構図がなくはない。長いキャリアがものをいうのだ…ということであれば、クリント・イーストウッドはまさにアメリカの代表なのであろう。Justin Timberlakeが上手にクリント・イーストウッドの懐に入り込めてる図式が上手で、エイミー・アダムスの演技も自然だ。エイミー・アダムスは同年に別の映画でノミネートになっているが、これまで助演女優賞4回のノミネートなんだよな。凄まじいことだ。

総じて良かったんじゃないでしょうか。エンドクレジットまで実に余韻たっぷりでした。
お薦め。

 
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