レイルウェイ 運命の旅路

レイルウェイ 運命の旅路

「レイルウェイ 運命の旅路」を観た。

The Railway Man

コリン・ファース、ニコール・キッドマン、そして真田広之。
実はその翌年に再びコリン・ファースとニコール・キッドマンの共演作「リピーテッド」が公開されるわけだが、そちらを先に観ている。ニコール・キッドマン主演のスリラーであったが、本作「レイルウェイ 運命の旅路」では、ニコール・キッドマンはかなり脇役で、コリン・ファースのがっつり主演作だ。

まったく予備知識ない状態で観た。ああ、そうなのか…戦争映画の類なのですが。
コリン・ファース演じるエリック・ローマクスという人の自叙伝「泰緬鉄道 癒される時を求めて」を原作としている。

泰緬鉄道とはWikipediaによると、

泰緬鉄道(たいめんてつどう)は、第二次世界大戦中にタイとビルマ(ミャンマー)を結んでいた鉄道。旧日本陸軍によって建設・運行されたが、戦後連合国軍によって部分的に撤去され、現在はナムトックサイヨークノイ停車場で途切れている。日本軍の公式名称は泰緬連接鉄道。英語名称は「Thai-Burma Railway(またはBurma Railway)」だが、大量の死者を出した過酷な建設労働から英語圏ではむしろ「死の鉄道(Death Railway)」の名で知られる。

もうなんか、日本人として知ってないとまずい感じが…

この、泰緬鉄道建設に従事した技術兵エリック・ローマクスと、日本人通訳の永瀬隆の二人の、時を超えた物語である。
コリン・ファースが今もなおトラウマを抱えて生きている理由は、戦争時に日本軍に投降し捕虜生活を送った時期、実に残酷な体験をしたせいであった。自分と向き合うため、コリン・ファースは現地に向かう。そこには、当時通訳をしていた男(真田広之)が今も残ってガイドをしつつ戦争の悲惨さを伝えていた…という話。

途中はがっつりと戦時中のエピソードが綴られる。そこでコリン・ファースの若い頃を演じるのがジェレミー・アーヴァインで、真田広之の若い頃を演じるのが石田淡朗という役者。この二人も達者だった。
現代、コリン・ファースは真田広之に向きあう。真田広之は毎年タイに趣き、寺を建立したりして戦争に対して自分なりに償っていた。そんな真田広之に対して許すことが出来ないコリン・ファースだが、最後は時が解決していく。

わりと真田広之もがっつり出番ありで、決して「LOST」のときのような意味不明の立ち位置ではない。コリン・ファースは色々な作品の出演が続くものだ。真田広之と風格が違いすぎて少し引いてしまう。ニコール・キッドマンも脇にまわすからなあ。

なお、この鉄道建設を題材にした映画「戦場にかける橋」「エンド・オブ・オール・ウォーズ」は未見。

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