運命を分けたザイル

運命を分けたザイル

「運命を分けたザイル」を観た。

Touching the Void

初めて観た。前から気にはなっていた。なんかよくAmazonや楽天のレコメンドで出てくるし、どうも俺の嗜好にあうのかなあと思ってた。
観てみたら大変な作品だった。というかこれは映画なのか?

アンデスの山に登った登山家、ジョーとサイモン。悪天候のなかジョーの足が滑り、ザイルで宙づり状態に。ジョーが登りなおすよりも前に、このままだと危険だと判断したサイモンはザイルを切断する。落ちるジョー。サイモンはジョーは死んだとみなし、下山する。果たして…という話。

ジョーとサイモンを演じる役者がいて、実際に山に行って撮影している。しかし回想としてジョーとサイモン本人がどんどんナレーションとインタビューで解説する。そう、ジョーは生きているという前提なのだ。あの状況からジョーは生還するのだが、その凄まじさを後半でたっぷり観ることになる。
サイモンのとった行動は緊急回避として当然のことと考えられるだろうし、実際にサイモンを批判する作品でもない(現実ではかなり非難されたようだ)。

ジョーはザイルが切れて転落し、そして洞窟のようなところまで降りていき、そこから這って雪上まで出てくる。少しずつ下山し、岩場で足元困難な状況でも不屈の精神で先へ進む。

実際に生還したあと何度も手術を行い、医者に「もう歩くことはできない」と言われだがリハビリの結果、また山に登るという…なんてクレイジーな男だ。「運命を分けたザイル2」という続編も作られているのだ。おそるべしジョー。

英国アカデミー賞の作品賞を受賞した本作だが、これは映画なのだろうか…まあドキュメンタリー映画っていうのもあるしね…