美しい妹

「美しい妹」を観た。

2001年の作品。マリオン・コティヤールが20代半ばの頃。ちょうど同時期の「TAXi」シリーズとあわせて有名になるきっかけとなった作品。

ちょっと凝った設定。マリオン・コティヤールは双子の姉妹を演じる。姉のマリーと妹のリュシー。姉は内向的、妹は外向的。妹は次々に男をとっかえひっかえ。女優志望で歌手になりたくて活動する。やがてチャンスが訪れるも自分は歌えないので姉のマリーに代役をやってもらうことに。マリーが歌を歌って帰ってくると、リュシーは飛び降り自殺していた。咄嗟にマリーは「死んだのはマリーで、私はリュシーだ」と言う。それ以来、派手な妹として生きていくことにしたマリオン・コティヤール。

何だか湿っぽい話だなあと思う。実際、眠かった。
マリオン・コティヤールの体当たりが迫力あるわけでもなし、ドラッグと酒とセックスで自堕落な生活にやられてしまったマリオン・コティヤールは常時不安定な雰囲気となるが、それをストーリーとして面白くするわけでもなく、観客には「こういう大変な状態を察しろよ」というような雰囲気映画なのだ。眠い効果しかない。

マリオン・コティヤールは頑張ってたのかもしれないけど、溌剌とサスペンス映画やアクション映画とかで頑張ってるのを観たかった。
まあこの努力が後年の「エディット・ピアフ」に通じたのだろう。