天才画の女

天才画の女

松本清張「天才画の女」を読了。
そんなに格別面白いわけでもなかったけど、すいすい読めた。それはよかった。

主人公は「天才画の女」ではない。さらにはその女が実際に出てくるのは物語のほんの冒頭だけだ。
あとはその女は出てこない。第三者から観ての登場だけだ。つうかほとんど登場しない。

物語の前半は女が天才画の女となる過程。後半はその絵の生み出される秘密が解明されていくくだり。
誰が主人公なのかはっきりせず、また殺人もなく(死人は出るが)、淡々と進行していく。

ミステリーって言うと少し違うのだけど、ミステリーに分類せざるをえないのか。
読みやすかっただけに、ちょっと中途半端な感想だった。

でも読んでよかった。