マンダレイ

マンダレイ

「マンダレイ」を観た。

これも飲み会にてお薦めされた、三本の映画のうちのひとつ。
俺は「ダンサーインザダークはそこそこ面白かったと思うよ、まあミュージカルそのものへのツッコミは置いといても、それでも感情移入させられるところもあったし、デヴィッド・モースは出てるし。それでドッグヴィルはあれだなあ、とりあえずナレーションはうっとおしいし撮影の設定っていうか舞台っていうか、そのへんで勘違いして実験してるところが痛すぎるとは思うんだが、まあ面白いっていうことはないよねえあれは」というような評価で来ていて、総じて微妙、である。

 
いっぺん普通の映画を撮ってみてくれよと言いたくなる。
判断が出来ないよ。「一部に熱狂的なファン層がいて」とか「巨匠がまた問題作を世に問う」とかなあ。…「バック・トゥ・ザ・フューチャー」みたいなのを撮ってみてくれよ。そのあと「ドッグヴィル」みたいなのを撮られたら、もう一生懸命観ますがな。
 

さて「マンダレイ」…アメリカ三部作、らしい。「ドッグヴィル」に続く作品。主役はブライス・ダラス・ハワードへ交代した。
「ヴィレッジ」「レディ・イン・ザ・ウォーター」に出てて、あ、「スパイダーマン3」もなんだ。へー。わりと好感を持ってたけど、でもロン・ハワードの娘だと知って、なんだよ二世かよ、と、これまた微妙。

 
うーーーんんん…とですね。「ドッグヴィル」よりましでした。ちょっとはうっとおしいナレーションも減った。役者陣も見やすくなった。
なによりも、ストーリー性が増した。
「ドッグヴィル」よりも、ちゃんと話がある感じだった。

 
しかしアクの強さがなくなったとは思う。前回は、わざと観客をイライラさせるような演出だったと思うが、そこらへんのわかりにくさを排除したような気がする。パワーダウンとも言う。日和ったとも言う。

 
なんか芸術家が大衆に寄った感じがしたのですね。やっぱり微妙だなあ。
相変わらず撮影の設定=舞台っぽい感じ、は、それのどこに面白みがあるのかさっぱりわからない。

 

ラスト近く、唐突にセックスシーンがありまして(あたたた…この二世は…)それまでだらーっとしてた話に、どかんと緊張感が走る。でも、でもね。
 
あれは必要ですか?
本当に、純粋に思ったよ。あんな取ってつけたようなセックスシーンが必要だったのか?って。
無いほうが評価はあがったろうなあと思った。

 
なんか酷評気味だが、そんな面白くないわけではなかったのです。
意外と良かったんじゃないか?くらいの感想ではある。

ブライス・ダラス・ハワードは、なんかとても綺麗だけどワールドビジネスサテライトのキャスターに似てるなあ。