ドローン・オブ・ウォー

ドローン・オブ・ウォー

「ドローン・オブ・ウォー」を観た。

Good Kill

ガタカ」「シモーヌ」のアンドリュー・ニコル監督作。
主演はイーサン・ホーク。共演にジャニュアリー・ジョーンズ、ゾーイ・クラヴィッツ。

ラスベガス郊外で仕事するイーサン・ホークは元パイロットだったが今はドローンのオペレータ。
ここでいうドローンとは、小型ラジコンヘリの民生品のドローンではない。軍の無人航空機である。この無人航空機がアフガニスタン上空を飛んでおり、その操縦はラスベガスから行っているのだ。けっこう(言い方は不謹慎かもだが)新鮮すぎる題材で、うわー今はこうなってんのかという感想を抱く作品だろう。

主な内容は、この操縦者にはまったくリスクがない状況で冷静にターゲットを捕捉してミサイルを送り込み殲滅する、という作業がPTSDになっていく話だ。現実離れした航空機の操縦と、平和な家庭に戻るギャップがだんだんと精神を病んでいくという。

ドローン・オブ・ウォー

イーサン・ホークももちろん良いのだが、本作で株を上げたのはゾーイ・クラヴィッツであろう。レニー・クラヴィッツの娘で「ダイバージェント」などに出演しているこの女優だが、話のなかで精神を病んでいく過程と、あと何故かイーサン・ホークと接近していく様子と、それぞれ達者に演じていたように思う。

題材が題材なだけに、アメリカって国はほんとうにとんでもないなと思わされるものの、戦争はとんでもないハイテクに踏み込んでいるのだと知らされる機会にもなった。観ておいたほうがいいと思います。