バトル・オブ・ライジング コールハースの戦い

バトル・オブ・ライジング コールハースの戦い

「バトル・オブ・ライジング コールハースの戦い」を観た。

Michael Kohlhaas

デンマークの星ことマッツ・ミケルセン主演作。ジャケット写真からてっきり史実をもとにした戦争ものかと思ってた。違った。史実をもとにしてるが戦争ではなく、ある復讐劇だ。

マッツ・ミケルセンは馬商人をしているが、ある領地で通行料を要求され、しかたなく従うと預けた馬は病気になったり従者が殺されたりと散々な目に遭う。上層へ直訴するも認められなかった。こんなの許せないとばかり、その領主を殺害するため何人かで領地に乗り込み復讐する…という話。

言ってみれば私怨のぶつかり合いであって、なんか民を救うために戦うとかの話ではない。もちろんマッツ・ミケルセンに同情できるバックグラウンドはじゅうぶんだから、感情移入できないってことはない。だが、これって単なる復讐だよねということだ。実際に復讐が成就したらマッツ・ミケルセンは裁かれてしまうわけで、娘が可哀想だろうと思う。
実際にあった事件をもとにしてるらしいが、こういう理不尽な話はそりゃあっただろうなと思う。しかしマッツ・ミケルセンが我慢できない性質でしかも強いので復讐が大事になってしまったと。

それにしてもマッツ・ミケルセンの活躍ぶりは何だろう。かつての「カジノ・ロワイヤル」の悪役が霞むほどだ。本作はそこまで名作とはならないだろうが、マッツ・ミケルセンの男前を堪能できるのでファンにはたまらないでしょう。
でもやはりお薦めは「ザ・ドア 交差する世界」でしょうね。