エベレスト 3D

エベレスト 3D

「エベレスト 3D」を観た。

Everest

なんつう邦題なんだろうか。
1996年に実際に起きた遭難事故をもとにした映画。同年の「ターミネーター:新起動/ジェニシス」でジョン・コナーを演じたジェイソン・クラークが主演である。(なお、ジェイソン・クラークはさらに同年に「チャイルド44 森に消えた子供たち」にも出演しており、乗りに乗っているのだ)

ほか、共演者はジョシュ・ブローリン、ジェイク・ギレンホール、サム・ワーシントン、ロビン・ライト、キーラ・ナイトレイ、ジョン・ホークス、エミリー・ワトソン、エリザベス・デビッキと多彩だ。あと日本人登山家の難波康子を演じる女優で森尚子という人が出演している。

エベレストという過酷な登山を題材にしている。それまで一部の冒険者に与えられていた機会が大衆化し、費用を負担できれば登頂できるようになった。登頂請負の会社が存在したから。商業化したのである。
それで各国からそれなりのスポンサーをつけられる冒険家、または富豪が登頂しようと押し寄せた。そんな中に起きた事故。

1996年5月、エベレスト登頂をアタックした隊が頂上付近で時間を浪費、下山時に吹雪に巻き込まれて結果多数が死亡する。エベレスト登山史上でも最悪の事故のひとつとされる。その事故を引き起こした要因となる隊のリーダーをジェイソン・クラークが演じる。

映画として観た場合は、あらかじめ遭難事故の顛末を知っているかどうかにも因る。俺はまったく知らないで観てるので、誰が助かるのかとか、誰かが死ぬのかとか、まったくわからなかった。これは相当に悲惨な事故となったし日本人も巻き込まれている。よくこれをいま映画化したなあとも思う。どうやって撮影したんだろうか。実際に登山しているようにしか見えないが…

なお、日本人登山家の難波康子を演じた森尚子については、正直誰なんだろうと思った。名古屋出身の、イギリスで活躍する女優とのことだ。そうなんだ。で、難波康子だが日本人2人目のエベレスト登頂者ということだ。登頂はしたが下山時に吹雪のため遭難死した悲運の人。この難波康子のWikipediaは読みごたえあるが、それよりも最初のエベレスト登頂者である。

田部井淳子 – Wikipedia

田部井 淳子(たべい じゅんこ、1939年9月22日 – )は、日本の登山家。女性として世界で初めて世界最高峰エベレストおよび七大陸最高峰への登頂に成功したことで知られる。福島県田村郡三春町出身、埼玉県川越市在住。

あのですね。女性としてエベレスト登頂は世界初というこの日本人登山家は(執筆時点で)今も存命なのです。だいたいアル・パチーノと同じくらいの年だ。凄くないですか。

正直、今回の映画を観て、バックグラウンドを知ろうとWikipediaを観始めて、田部井淳子の項で驚いて止まった次第だ。まったくとんでもない人がいたものだ。映画のリアリティが消し飛んでしまった。

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