Dearダニー 君へのうた

Dearダニー 君へのうた

「Dearダニー 君へのうた」を観た。

Danny Collins

アル・パチーノ主演。2015年の作品で、なんとアル・パチーノは75歳なのである。超老人。監督脚本はダン・フォーゲルマンという人で、この人はもともと脚本家で「ラブ・アゲイン」など面白い作品あり。初監督ということだ。

共演者にアネット・ベニング、ジェニファー・ガーナー、ボビー・カナヴェイル。そしてクリストファー・プラマー。
平均年齢たかいなあ。

アル・パチーノはかつて全盛だった歌手で、年老いた今でも昔々のヒット曲を歌っている。観客も一緒に年をとっている。マネージャー的に楽屋を出入りするクリストファー・プラマーと二人して「お互い年を取ったなあ」とか言うのはどんなギャグなんだ。

ある日、実は40年前にジョン・レノンから自分に手紙が来ていたことを知った。そしてその内容を読んで、もう一旗あげるかと奮起する物語。と、ギクシャクした親子関係を修復する物語。

なんというか高齢映画の極みだと思った。アル・パチーノが滞在するホテルで働くアネット・ベニングが言ってみればヒロインであり、アル・パチーノに言い寄られる女性なんだがアネット・ベニングだって60歳近くですからね。40歳と25歳ならまだしも、75歳と60歳。…

なお、アル・パチーノの息子がよく色んな映画で顔を見るボビー・カナヴェイルで、その妻がジェニファー・ガーナー。親子はそうとう末期的にうまくいってなかったが、本作を通して心の交流が描かれていく。

なんか年齢のことばかり書いているが、話の中身やテーマや演技もそれぞれ良い感じなのだ。わりといい話だったなと思うし、こういうのを量産できるハリウッドは凄いもんだと思った。だがアル・パチーノである必要あるんですかとも思いました。

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