スカーフェイス

スカーフェイス

「スカーフェイス」を観た。

Scarface

初めて観たわけではない。ずっと以前に観た記憶はある。が、このブログに記録がないということは15年以上観ていないのだろう。
ブライアン・デ・パルマ監督作、アル・パチーノ主演。1983年作ということで、今から30年以上も前だ。ミシェル・ファイファーやメアリー・エリザベス・マストラントニオも出演しているがいずれも20代前半で若い。F・マーリー・エイブラハムも脇役で出演している。この翌年に「アマデウス」でアカデミー主演男優賞を獲ることになる。

この「スカーフェイス」でのアル・パチーノはキューバからやってきた粗野な男を演じるわけだが、「ゴッドファーザー」とは正反対とも言えるキャラクターで、アル・パチーノの深い演技力を堪能できる作品になっている。
とにかく短気で、後先考えず喧嘩っ早く、訛りのある英語でわめき散らす。しかし胆力は相当のもので、殺しを請け負うことも厭わない。取引現場で裏切りの急襲にあってもギリギリで回避し、相手を追い詰める。とにかく乱暴者だが強い。

映画の中では最初はチンピラだったのがシマを乗っ取り豪邸で暮らし、しかし人は離れていき最後は屋敷で派手な銃撃戦に至るまで、アル・パチーノが主演とは思えないほどヒールに徹する様子を描いている。
最後の銃撃戦はやたら迫力があるし有名なシーンであろう。あんなに撃たれてまだ戦うってどんだけ強いんだアル・パチーノは。ミシェル・ファイファーもメアリー・エリザベス・マストラントニオも可哀想な末路である。

観て幸福になる作品ではないが、映画好きならおさえておくべきでしょう。特にデ・パルマとアル・パチーノが再度組んだ「カリートの道」を観る前に。

あわせて読みたい