6才のボクが、大人になるまで。

6才のボクが、大人になるまで。

「6才のボクが、大人になるまで。」を観た。

Boyhood

リチャード・リンクレイター監督とイーサン・ホークのコンビで贈るアカデミー賞ノミネート作品。
ビフォア・サンライズ」「ビフォア・サンセット」「ビフォア・ミッドナイト」というダラダラ作品を9年ごとに作っていたと思ったら、12年かけてこんなものを作っていたという。

6歳の少年が18歳になるまでを追いかけた話。ドキュメンタリーではない。父親をイーサン・ホーク、母親をパトリシア・アークエットが演じる。少年の姉をリンクレイター監督の娘が演じている。

実際に歳月をかけて撮影されており、出演者の交代がないという趣向だ。最初は小さかった6歳の少年が終盤では18歳のりりしい若者になる。母親の元を去る日が来て母親号泣という。全体的にドラマチックな要素は希少で、けっこう淡々とした物語である。冒頭からイーサン・ホークとパトリシア・アークエットは離婚しており、パトリシア・アークエットは違う男性と結婚したり仕事したり忙しい。イーサン・ホークも週末に遭う。やや頼りなさげな定職についてないっぽい印象になるのはイーサン・ホークだからか。

本作は各方面で絶賛されたようです。アカデミー賞にもノミネートされた。「ビフォア」シリーズと同様に、また続編てのも可能だろう。
面白いかというと、そこまで面白くはない。派手なクライマックスもないし、淡々すぎる構成だ。12年かけて自然に年をとっていく様を切り取るというコンセプトありきなので、なんか伏線を見事に回収とか無いのである。
そういうのが無いとダメという人には辛いでしょうね。長尺で眠くなるかも。

個人的には、そこまで面白くもないわりにアカデミー賞ノミネートなので、ちょっと過大評価じゃないかなあと思った。まだ実験作の域を出ていないと思える。

2014年(第87回)アカデミー賞
作品賞ノミネート
助演男優賞ノミネート(イーサン・ホーク)
助演女優賞受賞(パトリシア・アークエット)
監督賞ノミネート(リチャード・リンクレイター)
脚本賞ノミネート

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