コンテンダー

コンテンダー

「コンテンダー」を観た。

The Runner

しかしニコラス・ケイジの映画出演はコンスタントに続くものだ。何が良いのだろう。どの映画がどんな話だったか、本当にわからなくなってくる。
本作は2015年の映画で、ニコラス・ケイジのほかにサラ・ポールソン、コニー・ニールセン、あとピーター・フォンダ。

ニコラス・ケイジはルイジアナ州の下院議員で、地元で原油流出事故が起こる。それで漁師を中心に仕事にならない疲弊が起こっていて、その解決のためにニコラス・ケイジは奮闘する。
何とかして賠償金を勝ち取って漁師のために…という真面目なニコラス・ケイジ。ここまでの設定だと「エリン・ブロコビッチ」みたいでもある。一生懸命糾弾するその雄姿はテレビ放映もされ、地元民の評判もうなぎ上り。このままいけば上院議員も夢でなくなってきた。

ところがニコラス・ケイジは女性関係のスキャンダルに巻き込まれる。奥さんに出ていかれて、それでまた手近の別の女性に手を出して、そして信用を無くし…というスパイラル。そのだらしない下半身のせいで地に堕ちたニコラス・ケイジは最後の最後では主張を翻す。もう原油流出事故のことは水に流してしまおうと、企業側にあっさり転ぶのだ。

わりと話の展開がむちゃくちゃに思えるし、正直戸惑った。え、これどういう話なの?と思った。
ある議員のドキュメンタリ風にやりたかったのだろうか。落ちぶれて、破滅的な主人公を追うという。

でもニコラス・ケイジですからね。あまり説得力のない眠い顔なのだ。企業側にあっさり転ぶところの苦悩感がまったくといっていいほど無い。苦渋の決断という感じじゃないので、おいおい転んだふりなのか?と思わずにいられなかった。

不思議な作品。
まあ…ニコラス・ケイジが好きなら。

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