死神の精度

死神の精度

伊坂幸太郎「死神の精度」を読んだ。

これまた軽いタッチであっという間に読めた。

最初はかなり微妙に思いながら読み進んだけど、最後まで読むと「面白かった」と思った。
なんか軽くって読み応えなんかちっともないんだけど、なぜか味のある短編集。

主人公は死神で、もうすぐ死ぬことが決まっている人に接触して、本当に死んでOKかそうでないかを判断する。
…という、なんか寓話ですね。なぜか良い雰囲気ではある。

伊坂幸太郎は「グラスホッパー」に続いて二読目だけども、「まじめにギャグ」っていうんでしょうか、時折ジョークが挟まる文体には好感が持てる、のだが、もっとはじけていいのではないかと思った。
(舞城王太郎のを読んで普通に笑ってしまうときがあったけど、伊坂幸太郎はそこまではなかった)

最近、どうも短編は好みではないのかな…と感じている。
伊坂幸太郎の作品はすでに図書館で予約を入れまくっているので、つまり結論としては保留ということでしょうかね。

面白いとは思ったけど、これが絶賛されて賞を取るほどのものか?という感想です。