ウィンターズ・ボーン

「ウィンターズ・ボーン」を観た。

主役の女性(少女)はJennifer Lawrenceで、「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」で若きミスティークを演じた。本作で絶賛されてアカデミー主演女優賞ノミネートまで行った。
共演のJohn Hawkesもよく見る顔。警官のGarret Dillahuntは「ER」でサムの元彼氏でサムを誘拐して撃たれた男だな。

しょっぱなからザ・貧困みたいな感じで、しかも季節が寒そうで、どうにも「フローズン・リバー」を連想させられた。
貧困状態にあって、父は行方知れず、母は精神を病んでるのか動かない。弟妹を食わせる食材にも困る日々。そんなとき父が保釈金の抵当に家を入れていたらしく、このままだと家を手放すことになる、ということを知る。父を探す主人公。しかし村のまわりの人々は主人公に冷たくあたるのだった…そんな話。

もう暗くて閉鎖的な作品であります。ちょっと理不尽すらある。このまま尽き抜けてしまうと「フローズン・リバー」や「ドッグヴィル」のようになるのだろう。本作はそこまで突き抜けていないし、残酷描写もほとんどない。

おかげで主人公は大事に至ることなく村を歩き回る。
ザ・貧困に明るい未来はない。という終わり方になり、これは何を見せたいんじゃと言いたくもなるが、これがアカデミー作品賞ノミネートである。

力作なんだろうが…「フローズン・リバー」は偉大だった。

 
2010年(第83回)アカデミー賞
作品賞ノミネート
主演女優賞ノミネート(ジェニファー・ローレンス)
助演男優賞ノミネート(ジョン・ホークス)
脚色賞ノミネート

 
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