あの頃ペニー・レインと

「あの頃ペニー・レインと」を観た。

たぶん初めて観たのだと思う。えっこれでケイト・ハドソンは助演ノミネートなんですか!?えっ脚本賞を受賞なのですか。
そうなんだ… 映画って不思議。

キャメロン・クロウの脚本監督。自身の体験をもとに甘酸っぱい青春をたっぷりと。
音楽雑誌の記者として15歳にしてバンドツアーに同行することになった主人公。ペニー・レインと名乗る魅力的?な女性がケイト・ハドソン。ほか、フランシス・マクドーマンドやアンナ・パキン(超脇役)、ズーイー・デシャネル、フィリップ・シーモア・ホフマン、Billy Crudup、Jason Leeなど。キャスティングは豪華。

15歳の主人公が大人の階段を登るわけで、そりゃ色々ある。バンドツアーはパーティ続きでじゅうぶん刺激的だ。それを心配するフランシス・マクドーマンド。主人公に助言するフィリップ・シーモア・ホフマンはよくわからない存在感だが、みんな何だかんだ言って主人公に好意的なのである。誰も陥れようともしないし、さほどの困難もない。あくまで主人公が15歳でそのわりには刺激がいっぱいってところに映画の肝があるわけだ。

そしてそういった微妙なバランスで作られた作品のわりには、ケイト・ハドソンが大味な役者なんである。映画公開時にゴールディ・ホーンの娘だということは宣伝されたのだろうか。時を経て観てみると、これがアカデミーノミネートとは…と驚いてしまう感じなのです。アンナ・パキンも恐ろしいくらいに脇役だったな。

正直なところ、ケイト・ハドソン以外のパートは悪くないと思う。主人公の少年と、バンドのBilly Crudupの理性あふれる交流もそうだし、Jason Leeを含めてバンドが売れていく過程もよいのだ。

有名タイトルなので今さら初めて観ておきながらアレだが、どうにも純粋には楽しめなかった映画。

2000年(第73回)アカデミー賞
助演女優賞ノミネート(フランシス・マクドーマンド)
助演女優賞ノミネート(ケイト・ハドソン)
脚本賞受賞

 
あの頃ペニー・レインと― デラックス・ダブル・フィーチャーズ [DVD]
キャメロン・クロウ

あの頃ペニー・レインと― デラックス・ダブル・フィーチャーズ [DVD]
あの頃ペニー・レインと/オリジナル・サウンドトラック Almost Famous タイムズ・スクエア [DVD] (500)日のサマー [DVD] L.A.コンフィデンシャル 製作10周年記念 [DVD]
by G-Tools