タイピスト!

タイピスト!

「タイピスト!」を観た。

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いわゆるスポ根ものだ。妙齢の女性がある男が経営する保険代理店の秘書に応募して試験採用となる。一本指タイピングだが早打ちであった(そして秘書業務はまともに出来なかった)ので男は「秘書業はいいからタイピングでチャンピオンになれ」と言う。猛特訓のなかで男と女はいつしか惹かれ合い…というものだ。

もうだいたいこの傾向の作品の文法は決まっているというか、コンセプトはどれも一緒なのだ。あとは新味として何を素材にするかというところで、今回はタイピング世界選手権といったものだ。時代設定は戦後。1950年代のフランスということだが、やっぱり余裕の戦勝国ということでしょうか。女性が参加するタイピングの世界大会ですよ。文化レベルが高い。

タイピング大会へ向けて鬼コーチとなる男はロマン・デュリス、一本指タイピングから矯正される女性をデボラ・フランソワが演じる。デボラ・フランソワは本作品の頃まだ20代半ばのようだが、いかにも不器用で、でもやると決めたら猪突猛進な感じの女性をうまく表現していたと思う。華やかだった。

しかしタイピングの世界大会とはなあ。