人生スイッチ

人生スイッチ

「人生スイッチ」を観た。

Relatos salvajes

瞳の奥の秘密」以来、がぜん侮れなくなったアルゼンチン映画。
本作はアカデミー外国映画賞のアルゼンチン代表であり、ゴヤ賞にもノミネート。カンヌのパルム・ドールにもノミネートされたという実力作だ。とかく評判が高いようで、Wikipediaにはスタンディングオベーションが止まらなかったなんて書いてある。本当かよ。

出演者たちは良くわからないが、おそらくアルゼンチンの超一級演者たちか。アルゼンチンの星(なのだろう)、「瞳の奥の秘密」のリカルド・ダリンが本作にも出演。

この「人生スイッチ」は言ってみればシリアスドラマというよりコメディだ。オムニバス形式で、各作品に繋がりはない。
正直、観始めたら日本の「バカヤロー!」シリーズを思い出したのである。どの短編も、日常のストレスやほんの些細ないざこざからエスカレートする狂気や暴力性を描いたものであり、それもえぐい暴力ってほどでもない。あくまでもブラックコメディ。

まあ、えらく評価が高いってのは過剰じゃないかなと思った。連作短編で何かしら繋がりがあってくれたら良かったと思う。
一番最初の超短編(かつ全体のオープニングを担う)が良かった。