D-TOX

D-TOX

「D-TOX」を観た。
こんな映画、あったのか…という。レンタルで見かけて。
実は2002年の映画なんですね、知らなかった。スタローンのでは「ドリヴン」よりも後の作品、なのでかなり最近だ。
(ドリヴンは観たことないんだけどね)

 
不思議な映画だった。最初面白かったんだけど、途中から驚くほど失速した。

 
ちょい長いめの導入部分。スタローンはFBIで猟奇殺人犯を追い詰めていく。でも犯人に騙されて、愛する人を失ってショックで立ち直れなくなる。

その後、そんな心の傷を癒す施設へ行くことになる。そこはどえらい吹雪で案の定施設は外界とは隔離されてしまって、そんでそこに例の猟奇殺人犯もスタローンを追いかけてきて、それで、一体誰がその犯人なんだ?という話。

騙しの連続なのです。
怪しい人がたくさん出てくるんです。トム・ベレンジャーとかロバート・パトリックとか、実に怪しい。

それでダイ・ハードみたいなところを目指したのだろう。

 
しかし結果としては、長いめの導入部分が良い出来で、正直スタローンの傑作を見逃していたのではないか?と焦ったくらいだった。
が、唐突に吹雪の中の施設へ飛んでいってから駄目駄目になった。

 
何がいけないのだろう。不思議だ。
一つ思ったんだが、ダイ・ハード的なもので良いものっていうのは、舞台がイメージしやすいというか現実的なところなんだろう。でかいビルが舞台とはいえ、まあフロアが重なっててエレベータがあってダクトがあって屋上があって地下は駐車場だな…といった、話がテンポ良くても流れを追いやすい。

しかし、舞台が特殊だとついていけないのではないか。と思った。
まわりは吹雪で閉ざされた空間なのはわかるが、内部は軍の特殊施設みたいなもんだから今主人公たちがどこにいるのかとか、この暗いトンネルを走っていくとどこに行くのだろうか、とか、そのへんがわかりにくい。

主人公がピンチに向かってるのかとかがわからんので、緊迫感が生まれないんだろう。

 
なんか書いてて疲れた。
まあそんな感じで、実に惜しい作品だと思った。

 
導入は良かったんだけどなあ。