ウェイバック 脱出6500km

ウェイバック 脱出6500km

「ウェイバック 脱出6500km」を観た。

The Way Back

これ2010年の作品か…なんか凄い力作でした。
主演はジム・スタージェス。脇を固めるのがエド・ハリス、コリン・ファレル、シアーシャ・ローナンである。お爺さんから未成年の少女まで様々だ。

シベリア収容所を脱出した一行が、南へ南へとひたすら歩き、ソ連からモンゴルに入り、ゴビ砂漠を超えてヒマラヤ山脈も超えて、ついにインドまで行くという話なのだ。過酷な西遊記か。6500キロですよ。ざっくり北海道から沖縄までを往復するようなものだ。それも雪山、砂漠、雪山ですよ。

ひたすら過酷な環境をひたすら歩き続ける。途中からシアーシャ・ローナンが加わることで、この男たちは大丈夫なんだろうかと心配したが、それは一応モラルが保たれていた。コリン・ファレルは途中で消え、エド・ハリスも最後は見送り、主役がインドへ到達するという長い長いエピソード満載の映画である。
過酷な描写がずーっと続く。人を選ぶ映画であろう。しかしこれまでもあった雪山映画とかに並ぶ力作だったと思う。この前の「ザ・グレイ」とかも力作だったなあ。

ジム・スタージェスはなんというかポール・マッカートニーに似てませんか。伝記映画やったらそのまま立ってるだけでポール・マッカートニーだなあというくらい似てた。コリン・ファレルがあまり前に出過ぎない悪人だったが、実に達者でした。うまいんだなあ驚いた。
あと、シアーシャ・ローナンは、時期的には「ラブリーボーン」と「ハンナ」の間なのだ。まだ当時15,6歳である。恐ろしいな。これからどれだけの力作に出続けるのだろうか。