フェイク・クライム

フェイク・クライム

「フェイク・クライム」を観た。

Henry's Crime

キアヌ・リーブス主演。共演はジェームズ・カーン、ヴェラ・ファーミガ。渋いんだか何だか微妙。しかもこの映画、2010年なのである。正直なところこの映画の存在は知らなかったが、キアヌ・リーブス主演でありながら地味な立ち位置な邦題でもある。なんだろうフェイク・クライムって… (原題は「Henry’s Crime」)

キアヌ・リーブスはザ・朴訥という感じの青年だったが、悪友のFisher Stevens(この人も良く観るなあ。マイケル・ダグラスをくちゃくちゃにした感じの顔をしている。我が家ではこの人が出てくると「子マイケルが出てきた」と言うことになっている)に連れられて銀行強盗に。車で待っていただけなんだけどキアヌ・リーブスだけ捕まる。刑期を終えて出てくると、彼女のJudy Greerは別の男に寝取られて妊娠してた。自分は銀行強盗をしてないのに銀行強盗で捕まった。だから、あの銀行を自分で強盗してやる…という話。

わりと序盤でキアヌ・リーブスの悲惨さがばっちりコミカルに描かれており、主役への感情移入はちゃんと行われる。意外にも手堅いつくりで、おやもしかして佳作を引き当てたか…?という気にさえなる。

そこからが割と荒唐無稽な感じで進行する。銀行と隣の劇場が地下で繋がっているので、劇場の主役級キャストとして潜り込んで、楽屋からトンネルを掘るという…

ジェームズ・カーンがこんなに出演シーンの多い映画も珍しいと思った。また、ヴェラ・ファーミガは相変わらずクリスタルな瞳ではあるが、不思議な役どころをいい感じで演じていたのではないだろうか。
しかし後半はとにかく荒唐無稽ですよ…キアヌ・リーブスが演技の才能があったなんて、かなりとってつけたような設定だったなあ。

 
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