イーオン・フラックス

イーオン・フラックス

「イーオン・フラックス」を観た。

Æon Flux

シャーリーズ・セロン主演のSF作品。もう10年も前の作品である。一度は観ているが、どういう話だったのかは全く覚えていなかった。

人類のほとんどが死に絶えた未来で、生き残るためのワクチンの副作用で妊娠しなくなっている世界(という設定は、あとでわかる)。
世界を牛耳っている政府中枢と、その反組織とがある構図は定番である。やたら身体能力の高いシャーリーズ・セロンがスタイリッシュに駆ける…ということで、全体的にはシャーリーズ・セロンのプロモーション作品といってもいいくらい、そこの魅力に依存しているところが多い。

世界観としては凝っているんだが派手さは無く、手作り感が大切とばかりに狭い箱庭と人間関係で物語が紡がれていく。シャーリーズ・セロンが実は…という話なので、そこにそれなりの意外性があれば良かった。

ま、バレリーナのような柔軟体操を披露してくるシャーリーズ・セロンの凛とした姿を見るくらいですよ。
いまだったら派手なCGを載せて娯楽として仕上げられることだろう。しかし本作では乾いたファンタジーといいますかね、淡泊な演出が続いた。これがちょうど心地よいという人もいるのでしょう。