コン・ティキ

「コン・ティキ」を観た。

1947年に実際に行われた航海実験を元にした映画。ノルウェー作品で、アカデミー賞の外国語映画賞でノミネートされた。
ポリネシア文明とインカ文明が似ていることから、南アメリカから南太平洋諸島へ舟で渡った説があり、それを実際に証明した話である。なんでノルウェーなのと思うが、その実験を行った人がトール・ヘイエルダールという人類学者なのだ。

自説を立証するためにトール・ヘイエルダールは大きな筏を製作。小屋があって人が窮屈ながら川の字で寝られるものだ。昔の人でも作れた材料だけで構成している。実際にこの航海は100日余で旅を終えた。
映画のなかでは、筏で旅に出るところまでの資金調達や製作にも尺を割いている。メインの航海中は、サメとの格闘とかがメインエピソードだったろうか。わりとあっさりめの描写で、特に飲食や排泄に関してはほぼ描写なし。100日余も筏で漂流(動力を持たないので風まかせ海流まかせ)して、飲料水はどうしたんだろうと思った。冷蔵庫だってないし。

映画はあっさりでも、事実としては凄い話であることに変わりはないですよ。何と言っても1947年なんて、第二次世界大戦の後の頃だもんな…そんなときに、筏で漂流実験するとか、その話に乗ってお供する奴らとか。何とも別世界である。