ハドソン川の奇跡

「ハドソン川の奇跡」を観た。

クリント・イーストウッド監督作。トム・ハンクスとアーロン・エッカートとローラ・リニー。
実話ものである。2009年に起こったUSエアウェイズ1549便不時着水事故(Wikipedia)を描いたものだ。

この事件のことをちゃんと知らなかったので、何で映画にするのかの意味もわかってなかった。機長に疑惑がかけられたことでドラマになっているのですね。事故の責任の所在がどうなるかというところで、ハドソン川へ着水するのは危険だし空港に戻ったほうが良かったんじゃないかという論点が最後まで引きずられるのである。

トム・ハンクスが白髪の高齢な機長を演じ、妻役にローラ・リニー。
なんでCAはあんな年配ばかりなんだろうと不思議だったが、WikipediaによればCAも皆50代なんですね。パイロットも高齢。こういう現場になってるのか。

で、作品のほうだけどCGは迫力あるなと思いました。街中に下手したら墜落してたかもとかの映像、実際にハドソン川へ不時着するところ、要所要所は見せ場あり。でも、これが映画になった動機というのが弱いというか惹き付けられなかった。ほんと再現ドラマを観てるようで、なんでクリント・イーストウッド監督作なんだろうとか不思議だった。

トム・ハンクスが激しいPTSDぽい感じになってるのに、アーロン・エッカートのからっとした元気は何だ。
ローラ・リニーは電話で話すだけなのかよとか。

何でこの作品なんだろうという不思議さでいっぱい。何かのプロパガンダなのじゃないかと思ったくらい。
クリント・イーストウッドは当たり外れの見極めが難しい。