記憶の寿命

武キャリのページで、

「年を取ると、月日の過ぎるのが早く感じる」ことには、ちゃんと根拠がある

ことについて書いている。

子供のころは、一日があっという間で、一年をふりかえると長い一年間なのだ。
大人になると、一日がすごく長く感じて、一年をふりかえるとあっという間なのだ。

これについて、俺が読んだ話は以下だ。

人間の最初の一年間は、すべて新しい体験なので、「記憶」というものは、一年分蓄積される。
二年目に入ると、すべて新しい体験ではなくなり、半分にあたる時間が新しい「記憶」として蓄積される。

そんなわけで、一年目は「1」、二年目は「1/2」、三年目は「1/3」・・・となる。
仮に人の寿命を80年とする。すると、その人が一生の間で蓄積した「記憶」というものは、

1+1/2+1/3+・・・+1/79+1/80
=1+0.5+0.333333+・・・+0.012658+0.0125
=4.965479

というわけで、まあ5年だ。
なので、人の「記憶の寿命」は5年だという話。

人は80年生きた上で、5年ぶんの記憶しか得られないということである。

武キャリのページで書いてあることと、同じことを書いてると思うけど。
まあ5年とはねえ。短いもんだ。

しかし、
二年目がなぜ二分の一で考えるのかが、ちょっと引っかかる説ではある。

松本清張の「巻頭句の女」はすごい。
見事というしかない短編だな。

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