アイ・アム・キューブリック!

アイ・アム・キューブリック!

「アイ・アム・キューブリック!」を観た。

Colour Me Kubrick: A True...ish Story

2005年の作品。ジョン・マルコヴィッチ主演だが、ほかの出演者はよくわからない。
実際にあった事件をもとにしているらしい。イギリスで、「わたしはスタンリー・キューブリックだ」と言ってまわる男がいたという話。

とあるゲイのアル中の中年男が、いろんなバーやホテルに出入りしてはカモを見つけて「スタンリー・キューブリックだ」と名乗り、驚いた相手にちやほやされ、タダ飯タダ飲みに預かり、ばれそうになると逃げるという内容。
中身としては薄い感じでして、この作品で何を表現したかったのだろうなあと頭を軽く抱えるくらいだ。まあそういうのを求めては無粋かもしれないが。

ジョン・マルコヴィッチがもとから風変りであるし、もうスタンリー・キューブリックと似ても似つかないんだがどうして皆こうも騙されるのか。イギリス人だからか?
最終的には捕まるんだが精神病院に入れられて(でも詐病)、うまくやり過ごしていくしたたかな感じで終わる。スタンリー・キューブリックが心臓発作で死ぬ3カ月前に同じように心臓発作で死ぬと。
ここは実際にあった詐欺の人(Alan Conway)になぞらえてるようだ。

まあくだらないなあという人生だ。本物のスタンリー・キューブリックが最後につくりあげた「アイズ・ワイド・シャット」の完成直後に死亡する同時期にこういう人がいたのだと思うと、功成り名遂げないとダメだなと感じる。

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