トゥ・ザ・ワンダー

トゥ・ザ・ワンダー

「トゥ・ザ・ワンダー」を観た。

To the Wonder

あのテレンス・マリック脚本監督作だ。「ツリー・オブ・ライフ」は辛かった。なので本作も覚悟して観た。
で、やっぱり辛かった。これは観なくてもいいかと思います。
ベン・アフレック、オルガ・キュリレンコ、レイチェル・マクアダムス、ハビエル・バルデムが出演。

男が女と出会って、別れて…みたいな話はあるようでなかったりする。全体的におそらく即興でやってるんだろうと思うがストーリー性はほぼ無い。雰囲気のある映像が続き、出演者たちは適当にボソボソ話したり笑ったり泣いたりだ。
「ツリー・オブ・ライフ」よりは短いものの、非常に似たような映像体験だ。とにかく全体的に詩編、なのです。

楽しめるかというと、まったく楽しめない。これが好きという人もいるでしょうけど、こういう監督のマスターベーションに付き合えるくらい、心にゆとりがある人か、相当の暇人だ。
映画はあくまでエンターテインメントであると思っている。その視点からいえば、本作はまったく面白くない。作品に多様性はあって然るべきだし別にテレンス・マリックのやりたい方向性とかそれを支持する観客を否定するわけではないんだが、だったら映画じゃないところでやってもらいたいと正直なところ思う。アートというものを持ち込まないでいただきたい。

ジョン・レノンの「Revolution 9」みたいなもんだ。あれも要らない。

これを観るくらいなら「ゴーン・ベイビー・ゴーン」とか観たほうがいいと思う。

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