ディープ・インパクト

ディープ・インパクト

「ディープ・インパクト」を観た。

Deep Impact

もちろん何度も観たことある…という記憶のはずだが、このブログに書いていないということは書き忘れているか、かなり久しぶりに観たかのどちらかだ。(おそらく書き忘れか)

地球に隕石がぶつかって大変!というディザスタームービーの類。大作。同時期公開の「アルマゲドン」とよく比較された。
本作はスピルバーグ率いるドリームワークスが贈る超大作で、「ER」で鳴らしたスピルバーグ組ともいえるミミ・レダー監督(しかしミミ・レダーはどこへ行ったんだろう)。かたや「アルマゲドン」はジェリー・ブラッカイマーとマイケル・ベイのタッグでして、今となっては「アルマゲドン」のほうが大ヒットするだろうと容易に想像できるが、当時は「ディープ・インパクト」のほうが前評判高かったように思う。スピルバーグだし、「ER」は大ヒットしていてその筆頭監督のミミ・レダーが「ピースメーカー」に続いて監督するってのもポイントだった。

結果的には「アルマゲドン」が圧倒して興業的に成功。でも中身は酷評だった。俺は「アルマゲドン」はエンタメとして最高に面白いと思います。「ディープ・インパクト」も良いが、「アルマゲドン」のほうが秀でていると思う。

「ディープ・インパクト」もキャスト陣は非常に非常に豪華であります。ロバート・デュバル、ティア・レオーニ、イライジャ・ウッド、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、リーリー・ソビエスキー、モーガン・フリーマン、ジェームズ・クロムウェル、チャールズ・マーティン・スミス、リチャード・シフ、ジョン・ファヴロー、ER組からロン・エルダードとローラ・イネスも。他にDougray Scott、Blair Underwoodといった具合。

で、この登場人物の多さが仇となっている。最初は政府が何か隠してるんじゃないかと探るティア・レオーニとモーガン・フリーマンが話の中心だったのだが、最初の計画が失敗に終わりシェルターに避難するくだりからはイライジャ・ウッドとリーリー・ソビエスキーも食い込んでくるのです。あと宇宙船のクルーたちもいるし。
うまく最初から群像劇ぽく緻密に進められればよかったのだが、どうしても最初のティア・レオーニのパートが印象強すぎた。シェルターに入る資格が発表されるところはとても秀逸なシーンだったので、前半のあそこまでが一つの映画だったら良かったと思う。むしろ宇宙船とイライジャ・ウッドのところは別の映画でも良かったんじゃないでしょうか。「アルマゲドン」もあったし。

超大作だし、見ごたえももちろんある。でもアクションやスペクタクルのシーンで(科学的考証とかは置いておいて、映画としての盛り上がりを考えれば)「アルマゲドン」にやられてるなあという印象にはなります。でも前半の部分でいえば「ディープ・インパクト」のほうが仕上がり優れてると思う。