ウォークラフト

「ウォークラフト」を観た。

月に囚われた男」「ミッション: 8ミニッツ」のダンカン・ジョーンズ最新作。まさかのファンタジー。というかブリザード社も製作する超有名ゲームの映画化だ。ウォークラフトやったことないけど。

出演は、「エクスペリメント」のトラヴィス・フィメル、ポーラ・パットン、ベン・フォスター、ドミニク・クーパー(「17歳の肖像」「マリリン 7日間の恋」などの特徴的な顔の人)など。

正直なところ、ポーラ・パットンやベン・フォスターが出ていなかったら観るか迷うラインだったと思う。ダンカン・ジョーンズの最新作だから観たかったけど何でファンタジーなんだと… もし作品自体に大仕掛けがあったなら(ファンタジーと思わせてSF的な、「ラストハルマゲドン」みたいな…これもちょっと違うだろうが)とは思ったが、これはゲームの映画化なのだ。おそらく王道で突き進んでくるだろう。

観て、果たしてその通りだった。
種族同士でガンガン戦う。あまり飛び道具的な仕掛けはなく、ひたすら肉弾戦。巨獣もいてそれなりの戦闘力。

最初のほうから最後のほうまで、戦闘の迫力というのはそれなりにある。でもCG色が強い!! 以前から思っているけど、人間的な造形に近づくとCGは不利だと思う。空間造形(背景とか建物とか小物とか)はCGに非常に向いてる分野だが、オークの顔とか、どんだけCGが驚異的でもゲームのプロモーションムービーと変わらない。

正直なところ、厳しいなあと思った。眠たくなった。
ストーリー展開がゲームに引きずられてるのか急いで深みがないし、誰がどうなっておしまいとかを何とか決着つけようとしてるし、CGとかファイトとか強くてドラマが皆無だった。続編へ繋がりそうな感じもあったけど、あれだけキャラが立ってない状態で続編も何もあったもんじゃないと思った。

これはどうだろうなあ。ウォークラフト好きにはたまらないのでしょうが、そうでない人にはしんどいかなあ。
これだったら「月に囚われた男」のほうを観るべきだ。