背徳の囁き

背徳の囁き

「背徳の囁き」を観た。

Internal Affairs

初めて観た。1990年の作品で、リチャード・ギアとアンディ・ガルシアが主演。
警察の腐敗を描いた作品で、内務調査官アンディ・ガルシアが毅然と立ち向かうのがメインストーリーとなっております。

脇役ではウィリアム・ボールドウィンが悪に手を染める警官。その息子役でイライジャ・ウッド(まだ少年で、「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」と同時期である)、あと後年「ER」でジェニー・ブレの旦那役(2代目)で出演するマイケル・ビーチも。あとリチャード・ギアの妻にアナベラ・シオラ(まだ無名であろう。「ゆりかごを揺らす手」「蜘蛛女」の数年前だ)も出ている。

この映画において、リチャード・ギアが悪役を演じたというのは話題だったようだ。
実際に、証拠を工作して都合よいようにしたり小悪人なところもある。女にだらしないのは他作品でもありがちだ。実はそんなに世の中を揺るがすような悪人ではない。まあウィリアム・ボールドウィンを貶めていくプロセスはとんでもないもので、ここだけ観たら驚く。というかそれまで小悪人だったのにリチャード・ギアどうしたと言いたくなるようなストーリーだった。

むしろ、アンディ・ガルシアですよ。「アンタッチャブル」の後、「ブラック・レイン」の直後であります。また本作と同年に「ゴッドファーザー PART III」も公開。
もう勢いすごいときじゃないですかね。

だが勢いだけじゃないっていうくらい、達者なアンディ・ガルシアだったと思います。冒頭からえらくエキセントリックで、悪い奴はボコボコにするぞという殺意というか食ってかかる感が凄いのです。この作品自体は残念ながら地味なサスペンス作品の域を出ていないと思うが、アンディ・ガルシアの達者さ加減を確認できたので良かったかと思う。