iBoy

「iBoy」を観た。

Netflixオリジナル作品である。出演者のうち主人公の青年とヒロインは誰なんだ感が強すぎだが、重要人物枠にロリー・キニアがいある。もしロリー・キニアが出ていなかったら観なかったかもしれない。

ちょっとSF、学園生活と底辺生活を足してサスペンスっぽくみたいな作品だ。
とある集合住宅(よく映画に出てくる、公共団地みたいなメンテナンスが行き届かない治安が悪そうな感じのやつ)が舞台。ヒロインが複数のギャングに襲われるところに居合わせた主人公は撃たれて病院に運ばれる。一命をとりとめるがスマートフォンを使って緊急電話してるときに撃たれたために、スマートフォンの部品のほとんどが脳に刺さって融合した状態になっている…という設定。主人公はやがて新しい能力の覚醒に気づく。それを駆使して団地のギャングを一掃しようと考える…という話。

マーベルもののスピンオフかと思うような特殊能力設定だ。スマホが脳と融合してるせいで、外部の電子機器を思うように操れる。ハッキングできる。信号も好きに変えられるし通話を傍受してどっかのデータベースから調べたい人を捜せる。口座にお金を入れることも可能。機器を爆破させて所持人に怪我させることもできる。

観てて「うわーめちゃくちゃ便利だな」と思わされる能力なのだ。しかし主人公はあくまで舞台となる団地に根付くギャングを排除するために邁進するのだ。
いやいやいや、もうそんな奴ら放っといてスパイダーマンみたいに外へ出ていけよ。そう思った。なんでこの糞のような団地に執着するんだと。ウィキリークスみたいなの作ればいいじゃないかと思う。いいところに引越して。

たぶんそんな風に思ってしまうのは、その団地のあまりにも底辺すぎる雰囲気と、あまりにも魅力のないヒロインのせいだろうか。ロリー・キニアは良かった。

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