ジョシュア 悪を呼ぶ少年

「ジョシュア 悪を呼ぶ少年」を観た。

2007年の作品で、サム・ロックウェルやヴェラ・ファーミガが出演。タイトルのジョシュア役はヤコブ・コーガンという人が演じているが、この人は後に「スター・トレック」でスポックの少年時代を演じた。

サム・ロックウェルとヴェラ・ファーミガは夫婦で2人目の子(娘)が誕生するところから物語が始まる。ジョシュアが長男。夫婦は娘を溺愛する様をみて嫉妬の視線。そして家族の周りに不可解なことが起こり…といった話。

ジョシュアは同年の子に比べて賢く飛び級を薦められるほど。観客はジョシュアが何かやらかしてるのだろうと思うが夫婦はなかなか気づかない。設定としてヴェラ・ファーミガが育児ノイローゼを一度やっていて、今回もやはりそうなっているから。サム・ロックウェルは何とかしようとするもヴェラ・ファーミガの症状は悪化。
ジョシュアが何だか怖い! でも面白い! みたいなホラー映画に徹するのかと思いきや、ヴェラ・ファーミガの育児ノイローゼのエピソードが濃すぎてやや全体が散漫になっている。終盤でいきなりジョシュアの悪行が明らかになっていくが止められないサム・ロックウェル。周囲は虐待してるんじゃないかと勘違いして、ますます深みにはまる。

サム・ロックウェルは下積みも長く出演作はとても多い。2007年当時は「銀河ヒッチハイク・ガイド」よりも後なので全く無名でもない。安定した達者なクオリティだった。
ヴェラ・ファーミガは「エスター」「マイレージ、マイライフ」は本作の2年後。珍しいショートヘア姿で赤ん坊の泣き声に追い詰められていく母親を熱演していた。
ともに30代であるが実に好演だったと思う。

こういうタイプの映画(子供がサイコパス的なやつ)って難しいよなあと思わされた。

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