フランケンシュタイン

「フランケンシュタイン」を観た。

以前にも何度か観ている。最初は映画館で観た。1994年か、懐かしい。もう20年以上前ですか。

主演兼監督がケネス・ブラナーで相変わらず口をパクパクさせた大げさな芝居調である。クリーチャーをロバート・デ・ニーロが演じ、他にヘレナ・ボナム=カーターやトム・ハルスが出演している。

ずいぶん久しぶりに観たが話はよく覚えている。全体的には詰め込んだ感が強すぎる「文学の立体化」である。この表現をするときは基本的に肯定ではない。
あと音楽は少しうるさいし古い。
生とは? 死とは? みたいなことをテーマにしてるのかと思いきや、クリーチャーと主人公の愛憎劇かつ追いかけっこみたいな作品だ。誰も救われない悪行に手を染めてしまった主人公。元凶はすべてケネス・ブラナーなのである。

トム・ハルスが非常に良い。元は「アマデウス」でオーディションに競り負けたケネス・ブラナーが仕返しなのか脇役に起用。と当時は言われた。真相はわからんがトム・ハルス自身はとても好演だ。なぜ出演作が続かないのか実に不思議。IMDbでも2008年の「ジャンパー」以降、何もないしなあ。

ロバート・デ・ニーロは挑戦していると思う。前半では凶暴な片足の男(「ケープ・フィアー」っぽかった)、後半はもうロバート・デ・ニーロそのものなので役作りの神様と言われた頃からはほど遠いところの仕上がりながら、それでもこういった大作に重要な役でキャスティングされた意義を讃えたいというものである。

どうなんだろう。また観ることはあるのだろうか。

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