ラブストーリーズ コナーの涙

ラブストーリーズ コナーの涙

「ラブストーリーズ コナーの涙」を観た。

The Disappearance of Eleanor Rigby: Him

本作は2つの作品から構成されるという趣向で、それぞれ邦題と原題は「ラブストーリーズ エリナーの愛情(The Disappearance of Eleanor Rigby: Her)」「ラブストーリーズ コナーの涙(The Disappearance of Eleanor Rigby: Him)」となっている。ジェームズ・マカヴォイとジェシカ・チャステインが主演。

「コナーの涙」は後から観た。
本作にだけ、ジェームズ・マカヴォイの父親役Ciarán Hindsが出演。教授役のヴィオラ・デイヴィスも本作では顔もろくに映らずほとんど認識不能だ。
ジェームズ・マカヴォイは店をやっていてその店を畳むかどうするかみたいなところも話の焦点になる。ジェシカ・チャステインのパートは家とか通りとか大学が舞台だが、ジェームズ・マカヴォイのほうは店がメインの舞台だ。

2つの作品を続けて観ると、場面によって微妙にセリフや動作が異なる箇所があった。おそらくわざとやっているのだろう。男女の機微の違いとか、ディティールは記憶が曖昧になるといったところを表現しているのだろう。

2作とも、単発で観た場合はそこまででもなかった。じゃあ2つとも観ることで何か効果があったかというと、正直それも微妙だ。何か新しい発見があるわけでもなし。「トリコロール三部作」を観たときと印象が近いかも。あれも3つともバラバラで特に干渉するわけでもないんだが最後に少し繋がる程度だった。白と赤を観て青を観なくても支障はない。
本作も2つのうちどちらかだけ観ても別に構わなくって、でも2つとも観ると多少は厚みがあるねという程度だ。

意欲作なのだろうが…
ちょっと実験だけに終わってるところはあった。繋がりが映画的だったら良かったのにとは思う。

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