ヘイル、シーザー!

「ヘイル、シーザー!」を観た。

コーエン兄弟だ。またか。
キャストは豪華でして、ジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー、スカーレット・ヨハンソン、レイフ・ファインズ、アルデン・エーレンライク、ジョナ・ヒル、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントン、チャニング・テイタム。あとクリストファー・ランバートも出てきてびっくり。え、ドルフ・ラングレンが出てたの?

1950年代のハリウッドが舞台。現場支配人的なジョシュ・ブローリンは様々な揉め事を処理しなくちゃいけない。
歴史的大作のカエサル・シーザーを題材にした映画撮影中にジョージ・クルーニーが誘拐される話と、スカーレット・ヨハンソンが妊娠してイメージ壊れてしまう対策と、社長の肝いりで訛りが強い俳優を無理やり起用させられたり、双子のゴシップライターに圧力かけられたり色々。

場面ひとつひとつは結構面白いです。役者陣も乗ってる感じで。チャニング・テイタムとかいいですね。ジョージ・クルーニーも懸命で良い。
でも全体的に何の魂こめてるのかよくわからなかった。赤狩りの時代で共産主義に傾倒していく人々がいたりして、でも赤狩りは共産主義でもないのに仲間を売ったりできないと苦悩する件だったわけで、脚本監督たるコーエン兄弟が挑みたいテーマだったのかと思ったり。

コーエン兄弟はいまいちピタッと来ないと思ってる。ウディ・アレンの近いものがある。話はそこそこ面白いんだが、この映画を作って何をやりたいんだろうという… でも映画を愛してるんだろうなというのは場面から伝わってくる。

どうも良くわからない。
レイフ・ファインズがアルデン・エーレンライクに必死に演技指導してるところはやたら面白かった。

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