さざなみ

「さざなみ」を観た。

2016年の作品で、シャーロット・ランプリング主演。もう70歳のシャーロット・ランプリングだが貫禄の演技でアカデミー主演女優賞にノミネートされた。

原題は「45 Years」でして、結婚45周年を指す。ある老夫婦の結婚45周年記念パーティに至るまでの話だ。
記念パーティの準備を進める老夫婦のもとに手紙が届く。そこには、50年前に登山中に行方不明となっていた夫のかつての恋人が遺体で発見されたという知らせだった。

その知らせをきっかけに、夫は遠い過去のかつての恋人のことを想う。その様子をみて、じりじりとした嫉妬にかられる妻。
妻は聞くのだ。「もし登山の事故が無かったら、その女性と結婚していたのか」

そして夫は答える。「そうだ。そのつもりだった」

もうね、シャーロット・ランプリングにおかれましては、さざなみどころじゃないですよ。大津波、パーフェクト ストームってやつだと思うよ。シャーロット・ランプリングの心が乱れていく様が迫力あります。最後の最後なんてなあ… これからどうなってしまうんだこの二人は、というものだった。

むしろさざなみを起こしたのは鑑賞側ですよ。映画を観ながら嫁は「ちょっと、これどうなの。あなたが同じ状況ならどう答えるの」とか言ってくるし。

我が家に要らぬさざなみを起こしましたよ。

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