「僕の戦争」を探して

『「僕の戦争」を探して』を観た。

スペイン映画。スペイン映画といえばゴヤ賞だが、本作は作品賞をはじめ各賞を総ナメにしたとのことだ。どうも実体験が元になった話らしい。

1966年のスペイン。ビートルズを敬愛する教師がジョン・レノンに会うために車で旅する。道中、ヒッチハイクの女性と少年も拾う。

1967年公開の「ジョン・レノンの僕の戦争」という映画がありまして、そもそもこの映画の存在を知らない人も多いのではないか。(俺も観たことない)
「僕の戦争」で検索しても本作のほうが引っかかる。ビートルズ解散前ではあるが、ジョン・レノンは映画出演していた。主演でもないらしいが。
その撮影がスペインで行われていたので、本作の登場人物はそのロケ地で突撃するという内容なのだ。

教師は見かけはちょっとアレだが、心の優しい人格者であり教養もある。ビートルズマニアであるが別に偏執なほどでもない。生徒のために行動している。
途中で同乗する女性と少年はそれぞれ事情があったりするが、三人で色々とコミュニケーションをとりながらのロード・ムービーが進むのは普通に楽しい。脚本が良く出来ていると思う。

辺鄙な村に辿り着いて、そこのダイナーで職を得る少年と、これからどうするのか不明な女性と、ちょっと大人な交流もあったり。
肝心のジョン・レノンに果たして会えるのか…というのは映画を実際に観てほしいと思う。面白かった。お薦め。